2007年 冬 のピッティ・ウォモ レポート
 今回のピッティ・ウォモは、フランクフルト経由でローマに入り、 ユーロスターでフィレンツェに移動したため、自宅からの移動時間にして20時間以上の長旅になってしまった。
ピッティ開催期間中はフィレンツェ市内のホテルはどこも特別料金で、 通常の倍以上の値段になってしまうため、毎回経費節約のために街中のB&Bと呼ばれるゲストハウス (といってもビジネスホテルよりも立地条件がよく部屋も広くきれいで朝食も付く)に泊まるのだが、 ホテル到着時刻がずいぶん遅くなってしまい、入り口が閉まってるうえにフロントに人もいなかったため、 いきなり初日から野宿?になりそうだった。
悪いことは重なるもので、いつも持ってくる携帯電話を今回は忘れてしまい、 ホテルの人に連絡も取れない状況だったが、幸いなことに別の宿泊客の人になんとか助けてもらい、 無事ホテルに入ることができ、フロントにある電話を拝借して事なきを得た。
 翌日朝からピッティ会場となっているバッソ要塞に向かったが、 持っていたコートをいったんホテルに預けに戻りたくなるほどのポカポカ陽気で、 さすがにお洒落好きな各国のバイヤー達も皆、コートや上着を脱いで歩いていた。
今回のピッティ・ウォモは公式発表では26,316人のバイヤーが参加したそうで、 前回冬のピッティ・ウォモよりも多くのバイヤーが参加していた。 参加国別にみると、ロシア+30%、中国+11%、インド+58%で、 いわゆるBRICsと呼ばれる国々からの参加がやはり非常に伸びていた。 日本からの参加も+4.7%の伸びがあったようでこれも景気回復の表れかもしれない。
 最初はメイン会場からぶらぶらっと見に行くことにしたが、 初日ということもありとにかく人、人、人。どこへ行っても人の山だった。 なかでも人気だったのはやはりクラシコイタリアゾーンで、 ベルベストなど多くのバイヤー達でごった返していた。
スーツのトレンドを見てみると、ゼニアや、カナーリパルジレリなどは、 段返りの三つボタンでパンツの裾はしっかりとカフ(ダブル)になっていた。 コンサバなキトンまでもが段返り三つボタンにハイゴージなスーツを展示していた。 ゼニアの一部とスキャバルのブースでは二つボタンスーツが展示されていたが、 まだ二つボタンが完全なトレンドになるには時間がかかるのかもしれない。
色は圧倒的にグレー系が多く見られ、 ダーク系やネイビーなどはすっかりと影をひそめた感じがした。 刺し色としてはパープルやブラウンなどシックな色が目立ったが、 カーキやワイン系の色もちらほらと見られた。 素材的には高級志向が強くなっているようで、 ベルベストでは入り口にミンク使いのメンズコートが展示してありとても目をひいていた。
ネクタイに関してはフランコ・バッシがいわゆるナロータイを数多く展示していたが、 他のブランドは比較的標準的な巾のネクタイを多く展示していた。 シャツはボレリがホライゾンカラーを展示していたが、 タイ巾との関係を考えると、そろそろ閉じてくるのではないか。
アクセサリー小物に関しては、当店でも取り扱っているサイモンカータータテオシアンのカフリンクスが人気だった。 どちらかというとイタリアンな派手目のデザインよりも落ち着いたブリティッシュっぽいデザインが多く見受けられた。
バッグに関しては、デルガが真っ赤なニューコレクションのバッグを出展していたり、 RHミラノではシックなコレクションが展示されていた。 ダニエル&ボブで大勢の日本人バイヤーを見かけたので、 今年もオロビアンコを含むイタリアブランドバッグの人気はまだまだ続きそうだ。
 今回はリテールショップのセール時期と重なったため、フィレンツェの街はすごい大勢の人だった。 イタリア人はセールの時しかブランド品を買わないとよく言われるが、 市内のいたるところにある某有名セレクトショップにはたくさんの地元のイタリア人も訪れていた。 正直、ピッティ会場を歩き回った後にセールのショップを歩き回るのはとてもしんどかったが、 個人的にカナーリのオールレザーコートが日本の半額近くで買えたのでとても満足。 いずれはリングウッドでもこんな商品を取り扱ってみたいなと思った。
ピッティ会場入り口は朝から人、人、人。 あまりの暖かさにコートを脱いで歩くバイヤー達。 カジュアルスタイルのバイヤーの姿もちらほら。
淡色の組合せ。段返り三つボタンの三つ揃いスーツ。 段返り三つボタンのジャケスラスタイル。トラッド復権か? ベージュや茶系もちらほらと。カシミヤ使いも多い。
英国老舗ブランド「スキャバル」のブース入口。 スキャバルの二つボタンスーツ。タイトな英国デザイン。 同じくスキャバルの二つボタン。ドレープが美しい。
人気のクラシコイタリアゾーン入口は多くの人で混雑。 いまいち意図がつかめないオブジェの一部。 迫力満点オールレザーのMG 1.6MkII。かっこよすぎ。
ゼニアのショーウィンドウはまだ冬物の気配。 ロロピアーナのショーウィンドウは早くも春物を展示。 ボレリのローマ店。シャツ以外のアイテムも豊富に取り扱う。
某セレクトショップ。大勢のイタリア人も買い物していた。 フィレンツェにあるパネライ本店。2階は時計ミュージアム。 シングルかダブルかわからない、グッチのディスプレイ。


イタリア レポート番外編
イタリアの楽しみと言えば"食事"もその一つ。
ここでは今回食べたイタリアンの中でお勧めのものだけをご紹介します。
※評価の星数はあくまでも筆者の主観で、一般的評価とは異なる場合があります。
[ RISTORANTE BUCA MARIO ] お勧め度 ★★★★★
住所:Piazza degli Ottaviani, 16/R - FIRENZE
ブランドストリートで有名なトルナヴォーニ通りに程近いレストラン。 やや地下にもぐった感じの店構えは昔のワイン貯蔵庫のなごりとか。 料理はどれも濃厚な味付けで美味。ただしリストランテだけあって料金はやや高め。
[ TORATTORIA BENVENUTO ] お勧め度 ★★★★☆
住所:Via Della Mosca, 16/A - FIRENZE
ウフィッツィ美術館から東へ徒歩5分。前回も食べたお気に入りトラットリア。 前回とは違うメニューを頼んでみたけど、ここは何を頼んでもはずれがなくおいしい。 地元のイタリア人にも人気。ただし一皿の量がやや大目なのでたのみすぎに注意。
[ TRATTORIA ACCADI ] お勧め度 ★★★☆☆
住所:Via Borgo Pinti, 56/R - FIRENZE
サンタクローチェ教会を北へ上った郵便局近くにあるトラットリア。 日本人のオーナーシェフが経営しているお店で、日本人のホールスタッフもいるので言葉に不安がある人にオススメ。 日本語のメニューは特に用意してないようだけど、オススメの料理を日本語で丁寧に説明してくれる。
[ HOSTARIA ROMANA ] お勧め度 ★★☆☆☆
住所:Via Barberini - ROMA
バルベリーニホテルから徒歩すぐ。地元のイタリア人はもちろん、地方からやってきたイタリア人にも人気のオステリア。 お店は奥に広く広がっているが、それでもすぐに満席になってしまう。 前菜の盛り合わせはビュッフェ形式でどれも美味。ローマ料理が味わえる。
[BUCA MARIO] 生ハムとアーティチョークの前菜 [BUCA MARIO] 大好物のトルテリーニパスタ [BUCA MARIO] 本日のオススメパスタ(名称不明)
[Benvenuto] 豪快なビーフ カルパッチョ [Benvenuto] スライス ビーフ ステーキのルッコラあえ [Benvenuto] シーフードたっぷりのスパゲティ
[ACCADI] イカ墨のスパゲッティ [ACCADI] インプルネータ風ペポーゾ [ACCADI] ビステカ アラ フィオレンティーナ
[ROMANA] ローマ名物の本家カルボナーラ [ROMANA] ローマ名物のサルティンボッカ [ROMANA] ローマ名物のチキンの煮込み


イタリアのおみやげプレゼント!
 今回イタリア滞在中にゲットしたおみやげを、抽選でプレゼントいたします。
ご希望の方は下記の応募要綱にしたがってどしどしご応募ください。
応募締切り:2007年2月28日
いかにもイタリアらしいデザインのピッツァカッターとチーズスライサー。 ピノッキオデザインのメジャーと、アッレッシィのボトルキャップをそれぞれ一名様にプレゼント。
どしどしご応募ください!
[ 応募要綱 ]
プレゼントクイズに応募のうえ、 必要事項を全てご記入いただき最後のご意見ご感想欄に必ず「イタリアみやげ希望」と記入してご応募ください。抽選で上記プレゼントが当たります。
※クイズがはずれた場合は当選対象外となります。
※どの商品が当たるかは選べません。
※ 通常プレゼントクイズの景品(ネクタイ)との重複当選はできません。
※ 応募はお一人様一回限りです。(複数応募されても当選確率は変わりません)
※ ご当選された方の苗字及び都道府県は、当社ホームページのトピックス欄にて発表させていただきます。
応募は締切りました。
多数のご応募有難う御座いました。
また次回の企画をお楽しみに!